© 2016 JYOFUKUJI.

行事案内

浄福寺では、檀信徒の皆様をはじめ、
多くの方々とともにご法要・ご祈願を修めています。
いずれの行事も自由にご参加いただけます。

年中行事

1月 元旦護摩

1月1日の早朝(除夜の鐘の後)に元旦護摩供を厳修します。護摩は、密教独特の修法であり不動明王の前に造られた壇で行います。当山では、一年の始まりにあたって、家内安全・交通安全・厄除等の現世利益を不動明王に願います。

2月 常楽会(涅槃会)

2月15日に常楽会(涅槃会)を行います。常楽会は、お釈迦さまの入滅の日に行います。悟りをひらき全ての苦から解き放たれ、さらには教えを弘めたお釈迦さまの威徳を偲ぶ意味があります。当山では、江戸時代から残る涅槃図を掛け、法要を厳修しております。

3月 春彼岸会

春分の日には、春の彼岸会を行っています。古来より、この日は太陽が真東より出でて西方に沈む吉日とされています。お彼岸は、先祖供養をする時であり、まさに日本らしい仏教の姿がそこにあります。当山では、彼岸の中日にお檀家さんとともに彼岸会を挙行しております。

4月 釈尊降誕会(花まつり)

4月8日は、釈尊(お釈迦さま)の降誕(誕生)を祝う降誕会を行います。釈尊は生まれてすぐに7歩の歩みの後に「天上天下唯我独尊」と語ったと言われています。その姿をかたどった像に甘茶をかけます。この時期は桜や椿といった春の花が咲き乱れ、大変華やかな庭となります。

4月 観音祭礼

4月17日は、1年に1回の千手観音の御開帳です。千手山という山号が付されているように、浄福寺は千手観音の霊験あらたかな場所です。観世音菩薩(観音様)は数多の姿に変化して衆生を救うと言われています。当山では、浄福寺城の中腹にある観音堂までの道をお檀家さんと清掃してから法要を厳修しております。

8月 施餓鬼会

8月12日に施餓鬼会を行います。施餓鬼は、餓鬼道で苦しむ餓鬼に陀羅尼を供養する法要のことです。お釈迦さまの弟子であった阿難尊者の枕元に餓鬼が現れ、それを供養したと言われています。当山では、多くのお檀家さんが集まり、盛大な法要を厳修します。

8月 盂蘭盆会

8月13日は、盂蘭盆の入りとなります。盂蘭盆は、お釈迦さまの弟子の一人であった目蓮尊者が餓鬼道に落ちた母を救うための供養が始まりと言われています。当山では、入り(13日)と明け(16日)の夕刻に法要を行い、過去精霊の供養を行います。

9月 秋彼岸会

秋分の日には、秋の彼岸会を行います。春の彼岸会と同じく、多くのお檀家さんとともに先祖供養のために法要を厳修します。

9月 白山権現祭礼・薬師祭礼

9月上旬には、白山権現の祭礼と薬師祭礼が行われます。白山権現は浄福寺の鎮守となる社であります。いずれも地域の人々によって長い間守られてきた歴史があります。

12月 除夜の鐘

12月31日の午後11時30分より除夜の鐘を撞きます。除夜の鐘は煩悩の数である108回撞きます。これにより、煩悩を打ち払い、招福を祈念します。当山では、多くの方にご参拝いただいており、番号の入った木札を授与し、お檀家さんからのご接待もあります。除夜の鐘の後には、元旦護摩供を厳修します。

その他行事

写経会(毎月 第三日曜日 午後2時より)

当山では、毎月写経会が開催されます。お檀家さんだけではなく、様々な場所から様々な年代の方が集まっております。般若心経を一巻写した後のお茶のみ話も楽しいものです。春から秋にかけては、窓を開けて庭の空気を感じながら書いています。納経料は500円、どなたでもご参加できます。持ち物・予約は不要ですので、気軽にお越しください。

寺子屋(毎年8月下旬

子どもが夏休みの時期に寺子屋を開催しています。多くの大学生ボランティアの手を借りて、お寺で楽しい一日を過ごしてもらいながら、子どもたちにお寺に親しんでもらう行事です。子ども・保護者・ボランティアを合わせると100名近くが集まる大きな行事です。毎年、お檀家さんの協力で作られる巨大流しそうめんは好評をいただいています。竹を切り倒して工作をしたり、お寺の様々なことをクイズにしたりとここでしか得られない体験をしていただいています。参加費は無料、どなたでもご参加できます(事前申し込みが必要です)。